ビクトリア州と日本の関係
日本は世界でもっともよく知られた革新的企業がいくつも生まれた国であり、世界第3位の経済大国です。ビクトリア州政府は早い時期から日本との関係の重要性を認識し、1978年の開設以来、東京のビクトリア州政府東京事務所を維持してきました。同事務所は潜在的な投資企業および既存の投資企業との関係構築と維持において中心的役割を果たし、輸出の促進や政府と組織間の強固な連携形成を支援しています。
日本はビクトリア州にとって貿易相手国第3位であり、食品・繊維商品に関しては2番目に大きい輸出市場です。また製造品、観光、留学における市場としても日本は重要な位置を占め、近年急成長しているICT、エネルギー、医療・高齢者ケア、医療技術産業においてもその重要性を増しています。
1980年に確立したビクトリア州と愛知県の姉妹提携は、ビクトリア州と日本の関係における大きな柱となってきました。この関係は2015年に35周年を迎えます。メルボルンと日本第2の都市である大阪市の姉妹都市関係も両国関係の構築と強化において重要な役割を果たしてきました。ヘイマー奨学金制度はビクトリア州に住む人を対象に日本で日本語を学べる機会を設けたもので、愛知県とビクトリア州の人と人とのつながりを築く一助となっています。