メルボルンは世界でもっとも急速な経済成長を遂げるアジア太平洋地域との取引に適した場所です
半世紀以上もの間、オーストラリアとアジア太平洋地域との関わりのなかでメルボルンは重要な役割を果たしてきました。経験が豊富で、時差の少ない便利な場所に位置しているため、アジア太平洋地域での成功を目指すグローバル企業に有利な業務拠点を提供します。
時差が少ないため、アジア太平洋地域とのビジネスで緊密な関係を容易に築くことができます。業務時間が重なり、直行便のフライトも手軽に利用でき、ロンドンとニューヨークの時間帯をつなぐ便利な架け橋ともなります。世界で最も急速な経済成長をとげる地域での成功を目指すグローバル企業にとり、メルボルンは業務上便利なロケーションです。
メルボルン中心部から車でわずか20分の場所にあるメルボルン空港は、空港面積でオーストラリア最大の空港で、主要空港では唯一の24時間空港です。25社の航空会社が利用し、32以上の海外都市と直行便でつながっています。
海外からオーストラリアへの空の玄関口であるメルボルン空港を利用する海外からの乗客数は年間700万人以上にのぼり、国際便の数は毎週695便です。
メルボルンから次の各地には週に最低7便が運行しています。
行き先 | 飛行時間 (概算)1 |
---|---|
オークランド | 3時間46分 |
シンガポール | 8時間2分 |
クアラルンプール | 8時間24分 |
香港 | 9時間41分 |
デンパサール | 5時間58分 |
クライストチャーチ | 3時間30分 |
バンコク | 9時間38分 |
ウェリントン | 3時間42分 |
ドバイ | 14時間59分 |
上海 | 10時間27分 |
広州 | 9時間50分 |
ナンディ(フィジー) | 5時間18分 |
ロサンゼルス | 16時間22分 |
アブダビ | 15時間1分 |
ドーハ | 15時間23分 |
バンダルスリブガワン(ブルネイ) | 8時間28分 |
空港に加え、メルボルン港は規模、貨物取扱量ともにオーストラリア最大のコンテナ港です。メルボルン中心部にほど近いこの港は輸送網との連結もよく、設備も整っており、特に一般貨物と自動車などに関しては効率よく信頼できる物流拠点としての実績があります。
2013-2014年度にメルボルン港は概算で約919億豪ドルに相当するコンテナを取扱いました。同港はコンテナ、車両、一般貨物における国内最大の港で、2013-2014年度のオーストラリアのコンテナ取引の約36%を扱いました。2 ロイドリストは2013年にメルボルン港をオーストラリアでもっとも効率の良いコンテナ港に選んでいます。
ビクトリア州は古くから移民を受け入れてきた歴史があり、文化・言語面で多様な人びとが暮らしています。ビクトリア州民の多くが英語以外の言語、特にアジア言語を話します。
この多言語コミュニティをさらに強化しているのが海外留学生で、外国語を話す留学生の数は10万人以上に及び、その多くは中国、インド、ベトナム、マレーシア出身です。