防衛・航空産業

メルボルン・メトロレール

ビクトリア州政府はメルボルン中心部のビジネス街(CBD)と、教育機関や病院、研究機関などが集まる隣接地域を結ぶ、対応可能乗客数の多い地下鉄新路線の建設計画に着手しています。この新路線には9kmの複線トンネルも含まれ、メルボルンの南部から市中心部の下を通り、大学や病院の集まる北部地域をつなぎます。

これに伴い地下の駅5駅が新設または増設されます。メルボルン・メトロレールが建設されると、交通網全体でラッシュ時の運行本数が19本増発されることになり、乗客輸送能力が2万人増えることになります。この計画は現在計画・建設前段階にあり、本格的な工事は2010年代後半に開始される予定です。

同計画に関連して、民間業者にも受注、投資、都市区画開発等に関わる機会が多くあります

Video:Melbourne Metro Rail

踏切除去

ビクトリア州政府は今後8年以内にメルボルンの線路と道路の交差地点にある180か所の踏切の内、50か所を取り除くことを約束しています。メルボルンには現在180カ所以上の踏切があり、そのほとんどは遮断機で制御されています。

踏切は交通渋滞の大きな原因で、メルボルンの交通輸送網における電車運行数の増加を妨げています。これらの踏切を取り除くことは貨物の運搬を円滑化させ、市全体の港や市場の効率を向上させます。踏切除去は交通渋滞緩和に最も効果的な方法である場合が多いです。それには鉄道の地下化が有効です。周辺住民やビジネスの居住環境保全のためにも、この方法が最も適しています。

この工事には、踏切のある地点の前後の線路をかなりの長さにわたって地下に埋める必要があるため、地上には利用可能となる貴重な土地が生じることになります。場所によっては、この新たに利用可能となった土地を開発し、踏切を取り除いたことによって生まれる「価値を利用」するチャンスが生じる可能性があります。開発機会はそれぞれの場所の物理的条件によって異なりますが、ビクトリア州政府は積極的に適切な開発機会を求めています。