ビジター・エコノミー(観光及び関連産業)

文化都市メルボルンの市内や世界的に注目を集めるイベント、そして自然あふれるビクトリア州地方部の大自然、たとえばフィリップ島のペンギンパレードや、グレートオーシャン・ロードの息をのむ景観などを楽しむために、毎年たくさんの人がビクトリア州を訪れます。

動画:グレートオーシャン・ロード

ビクトリア州は、オーストラリアで最も来訪観光客、特にアジアからの観光客が伸びている州としての地位を確固たるものにしています。ビクトリア州の「経験経済(エクスペリエンス・エコノミー)」重視策は成功を収めており、ここ数年の観光客数の伸び率は全国平均を大きく上回っています。観光業は州経済に毎年200億豪ドルの寄与をしており、雇用者数は20万人に上ります。1

最近の4年間で、ビクトリア州を訪れた観光客の1人1泊あたりの支出金額は年率5.8%の割合で伸びています。(全国平均は4.1%。)2010年9月までの1年間と2014年9月までの1年間を比べると、ビクトリア州の観光客延べ宿泊数は年率7.7%の伸びを記録しました。(全国平均は4.3%。)2

2014年9月までの1年間にビクトリア州を訪れた海外観光客の支出額は、総計49億豪ドルに達しました。ビクトリア州の受け入れ海外観光客数ならびに支出額の伸びを支えているのは、中国です。中国からの観光客の支出は、ビクトリア州の海外観光客総支出の 4分の1以上(26.1%)を占めています。2

メルボルンは国内観光客にとってもオーストラリアで最も人気の高い目的地であり、州外からの訪問者数ならびに目的地における支出額ではシドニーを上回っています。メルボルンは、シドニーと比較すると州外からの訪問者数では年間70万人、観光客の支出総額では10億豪ドル上回っています。(2014年9月までの1年間)2

「経験経済」は、ビクトリア州で留学生教育に次いで2番目に活気ある輸出産業です。とはいえ、州地方部の豊かな自然環境には、まだ手つかずのところが多く残っており、新たな観光体験を創造する投資機会がまだまだあります。

ビクトリア州政府はさらに観光業界や経験経済を発展させようと努力しており、初めて訪れる観光客やリピート客により質の高い経験をしてもらうための新たなサービスやインフラを開発するため、投資家と協力し、積極的に支援しています。

出典:
1ツーリズム・リサーチ・オーストラリア編、州別観光サテライト勘定2012-13(2014年4月)。
2ツーリズム・リサーチ・オーストラリア(キャンベラ)編、海外観光客調査、国内観光客調査(2014年9月)。