データ解析

データ解析は、ICTが国内の起業家コミュニティにとっても国内経済の成功と繁栄にとっても欠かせない存在です。ビクトリア州は、様々な活動を通じてデータ解析関連の新規投資の誘致に取り組んでいます。

ビクトリア州政府は、データ解析や、Spatial Industries Business Association(SIBA)を始めとするサポート産業クラスターに特に注力しています。例えば、Data.Vicアクセスポリシーでは、多目的で付加価値の高い空間データなどのデータ公表に関してこれまで制限の多かったライセンス協定を徐々に変更する動きが出ています。

これにより、政府はデータ管理業務の改善を推進し、重要な計画や意思決定に活用できるよう広範囲のデータを提供します。民間企業には様々な新たなチャンスが舞い込むことになります。

現在、再利用可能な形式でdata.vic.gov.auが公開している政府データセットやツール(約700件の空間データセットも含む)の数は3,400件に上ります。Data.Vicウェブサイトで引き続きデータが公開されることにより、ビクトリア州内で新たにビジネスチャンスが生まれ、新テクノロジー、新製品そして新サービスの開発も進みます。

Public Transport Victoria(PTV)によるタイムテーブルのAPI公開はその最たる例です。このデータ公開を受けて、メルボルンのデベロッパーは、近くの電車、トラム、バスの運行データを視覚的に表示するGoogle Glass向けアプリを開発しました。

ビクトリア州住民が近くの火災を監視できるFireReadyアプリなど、複数の機関や組織のデータを統合して有益なサービスを生み出しているデベロッパーもみられます。

データ解析やビッグデータにより、小売サービスから医療、インフラそして環境にいたる幅広い分野のアプリケーションで収益機会が生まれています。データ解析が国内産業セクターに及ぼす影響は数十億ドル規模に達すると見込まれています。