先進的な食品製造加工

ビクトリア州はオーストラリアの主要食品生産地です。変化に富んだ地形、汚染のない環境、温和な気候に恵まれた同州は、国土の3%に過ぎない面積ながら全国食品輸出の3分の1近くを生産する、オーストラリア最大の輸出食品生産地となっています。1

高級食品や飲料を生産するこの業界には、約70,000人が就業しています。IBMプラントロケーションのベンチマーク調査は、ビクトリアをアジア太平洋地域で最高の先進的食品・飲料加工ロケーションであると報告しています。 2

ビクトリア州のシェアは以下の通りです。

  • 全国の加工食品の50%
  • 全国の乳製品輸出の90%3

先進的製造加工業者は、ビクトリアの温和な気候、肥沃な土壌、きれいな水がもたらす高品質、清潔、安全な食材を用いることが出来ます。

効率的な道路・港湾・空港

高品質生産物の運搬に活躍するのが、国内で最も高効率のコンテナ港や、農場から港まで途切れなく連絡する低温流通体系といった、ワールドクラスのインフラです。4 フリーウェイが各地のインフラを連結しているため、メルボルン港や空港、ビクトリア州地方部への連絡も容易です。

食品安全性及び基準

生産、加工、流通のあらゆる段階で食品安全性を確保するため、ビクトリア州では各種の食品品質保証システムを導入しています。

プライムセーフ (肉類):ビクトリア州内で何らかの食肉を扱う全ての食品事業者は、「プライムセーフ」と呼ばれる包括的食品品質保証システムが発給する免許を取得しなければなりません。さらに、各営業所は独自の食品安全性プログラムを策定することが義務づけられています。

デイリー・フード・セーフティー・ビクトリアはビクトリア州内の各酪農事業者に免許を発給し、厳格な食品安全性基準の遵守を徹底しています。

酪農分野で活躍している研究機関

  • デイリー・イノベーション・オーストラリア:業界主導の酪農生産研究開発イノベーション・ハブ
  • フード・サイエンス・オーストラリアは産学のパートナーと協力して科学研究の成果を革新的な食品業界ソリューションにします。所属研究機関に「イノベーティブ・フード・センター」があります。

食品加工業界に現在進出している国際企業

ビクトリア州の食品加工業界は堅固な基盤を持ち、オーストラリア国内で最大の規模を誇ります。

  • ビクトリア州の地理は変化に富んだ地形、土壌、気候を特色としており、州内で生産される高品質食材は多種多様です。
  • ビクトリアは国内最大の加工食品生産地です。食品加工関連の研究開発はその3分の1がビクトリアで行われています。
  • 北半球の貿易相手国には季節の異なる作物を届けられるという利点を活用しています。そのおかげで、食品は州の主要な外貨獲得源となっており、その額は2013/14年度には87億豪ドルに上りました。5

ビクトリア州の食品加工業界は、充分な訓練を受けた経験豊かな労働者に支えられています。

  • ビクトリア州の食品業界は、高度なインフラつながるバリューチェーン全体で、133,000人を雇用しています。そのうち食品加工業だけで70,000人を雇用しています。6

最近の主な業界関連投資

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資料:

  1. ビクトリア州政府、第一次産業省アジア向け食品輸出行動計画
  2. IBMプラントロケーション調査
  3. ビクトリア州政府、第一次産業省食品繊維輸出実績報告
  4. Lloyds's List
  5. Australian Bureau of Statistics (ABS), International Trade in Goods and Services Cat. 5368.0
  6. ABS, Business expenditure on R&D 2000/10 Cat. 8104.0